インコプフ

自己承認欲求と作文欲求の結晶

脳内会議 〜日本のチカラについて〜

2013年の9月から2014年の7月辺りまで

ドイツで長期留学をしている。

まだ残り3ヶ月ほどは残っているし、

いまからこの日々の総括をするのはすこし早すぎる気もする。

 

 

だけどあえて、この留学での一番の自分の変化を上げるのならば

世界的視野の獲得だと思っている。

 

 

これはなにか特別なものではなくて、

単純に、入ってくるニュースや行き先、授業での内容など

日常で関わることがインターナショナルなことになったというだけのはなし。

 

 

日本にいたら毎朝観るテレビで、

どこの県の教師がセクハラをした。とか

国会議員のだれだれに収賄の疑いがかけられている。とか

新しいドラマはこれです。みたいなのを

見るともなく見てるのだろうけど、

 

こちらでは唯一の英語チャンネルのCNNからは

どこの国でデモが起こった。とか

どこの国の長がどこに訪問した。みたいなのが流れてる。

 

 

例をあげればキリがないのだけど、

きょうはそんな状況の中で得た視野の広がりに関して

そこで生まれた疑問の脳内会議にについて書こうと思い立ちました。

 

 

 

どうして、日本はこんなにもチカラがあるのか。

 

 

 

というのが、その視野の中でも多少なりともものを考え、

それで残った疑問です。

これについては明確な答えはまだ出せていません。

それを出すにはあまりにも無知であると痛感する。

 

 

大学のEUに関する授業では、必ずその規模を示すために

国際情勢の比較がなされます。

 

 

たしか日本は世界第三位のGDPの値を持っていて、

一人当たりの名目GDPはEUが32,764で日本が46,736と出ています(ドル)。

日本貿易振興機構JETRO

 

 

経済のことはよくわからないので、

政治に目を移してみると、

G8(いまはG7だけど)では

アメリカ・カナダ・フランス・イタリア・ドイツ・ロシア・イギリス

というまあイメージ的にも強そうで進んだ文化を持っていそうな国々に並んで

日本 となります。

 

 

 

経済にしろ政治にしろ、自分たちが生まれてきた1990年代にはすでに

世界の中でも十分すぎるほど日本の地位は確立されていましたし、

そのことについて、これまで考えることも、

ましてやすごいことだと思ったことすらほとんどありませんでした。

 

 

 

ただ、よくよく考えてみると、

 

なぜ日本はここにいるんだ。

 

と思わざるを得ません。

 

 

授業では日本の話題はよく出てきます。

 

 

大国、西欧文化、民主主義などの

先進性を持ちそうなものを何一つ兼ね備えていない

東の小さな島国が

150年前まで外界から閉ざされていた野蛮な国が

どうしてここに名を連ねることができたのだろう。

 

そして、グローバル社会の中で赤信号の灯る国が

いまだにその座を持ちこたえさせているのには

どんなわけがあるのだろう。

 

 

というのが最近のもっぱらの疑問です。

 

 

きっと日本人の国民性にはなにかしら

スペシャルなものがあるに違いないと思っています。

 

 

いろんな国の人と接するなかで

この日本の立場を危うくする人たちがいるとしたら

それは韓国人だと思っているので

それについてはまた書きたいと思います。

 

 

 

なんとも消化不良な感じだけど、

真っ白な世界地図に、

G8とか頻繁に国際舞台に名前が出てくる国だけ色ぬったら

なんで日本が?ってなるはずです。

 

 

 

この日本国の、または国民性のツヨさの訳を知りたいなとかなり強く思う。