ひとの燃える生で燃えるじぶんの生

音楽では、CDが衰退する一方でライブ需要が高まり、

映像では、映画が衰退する一方で演劇需要が高まる。

その一方で、私生活ではネット上のやりとりを多数こなして

時間が出来たらYouTube（なぜかよく見てるひとが多い）。

特になにかに向かってがんばるでもなく、

でもだからといってつまらない毎日というわけでもない。

単調だけど楽園的。

それで十分だし、それを求めてる。

でもライブはみたい。生でみたい。全身で感じたい。体験したい。

それはすごく感動する。

たしかにどこを見回してもだいたい充足している生活だし

そこに論理的になにかを付け加える必然性もないわけだけど、

どこかで感じる物足りなさとか空虚感。

それは燃える生へのあこがれであり、

それを思い出させるのはひとの燃える生。

燃える生、アツい他人、ホンモノとの出会いを渇望しているのかもしれない。