『観光立国革命』
観光立国革命~インバウンド3.0の衝撃! 持続可能なニッポン創生のための処方箋~
- 作者: 中村好明
- 出版社/メーカー: カナリアコミュニケーションズ
- 発売日: 2015/10/30
- メディア: 単行本
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特に感想ぽいものもなかったので
これまたメモに終始
・2013年に日本を音連れた外国人1036万人のうち、レジャー目的の観光客は約600万人に過ぎず、残り250万人はビジネストラベル、約180万人は「VFR」
・VFRとは"Visit Friends and Relatives"
・旅行中支出は、レジャー目的が一人当たり139,055円に比べ、VFRは163,366円と経済波及効果が大きい
・ "kin-seeing"(kinは血縁者と同じくらい親しいひと)の需要喚起が必要
・インバウンドに必要なのは、「地域の伝統や自然を破壊せずに、むしろ地域のきずなを強化すること」であり、群馬県みなかみ町で導入されたラフティングやキャニオニングによる集客はその良い例
・政府発信の「観光立国実現に向けたアクションプログラム2015」では、「観光の基幹産業化」が初めて明示され、「旅行消費額4兆円」という具体的な『稼ぎ』が明文化された
・新宿では、ビックカメラ、伊勢丹、高島屋、マツキヨなどが協同してインバウンドキャンペーンを行っている
・観光者目線に立てば、店の競争などどうでもよく、協力してわかりやすくした方がいいに決まっている
・デフレ経済の影響で、モノ・コトに関する価格感覚がグローバル基準から外れている
・インバウンドはモノを持ち出す点で、『輸出産業』だ
・今後は地域間ではなく、広域間連携だ