大都市ロンドンで生活する
先日は成人式でしたね。
去年のこの時期にFacebookをみていたらとてもたくさんの、再会を喜ぶ笑顔がタイムラインに並んでいたので、来年はこんな風にみんなと会えるのかなと、一年前から楽しみにしていた式でした。
8月のその日には、イヤでイヤで仕方のなかった前撮りも(なんであんなにお金取るのかわからなかった)今となってはやっておいてよかったなと思っています。ありがとう、両親よ。
さて、そんな大事な日をおれはロンドンのオックスフォードストリートで迎えていました。京都の居酒屋と中継をつなぎながら。笑
ロンドンに来てもうすぐ一週間。今日で、5日間お世話になったホスト先を離れるので、新たな旅の形でどんな体験ができたのかを書いておきます。
今回初めて使ったサービス、couch surfing についてはまた別でするつもりだけど、簡単に言うと人の家にタダで泊まれる仕組み。
今日まではRichard にお世話になってた。
リチャードはカウチサーファー用の部屋を持っていて、カウチサーファーは最大で7人も泊まれるというめずらしいところ。らしい。
実際、おれが初めて訪れた1月8日にはその前から滞在している人たちが4人に、同日に来た韓国人が1人に自分を加えて6人が生活していた。面白いのは、その家自体がシェアハウスになっていて、2階には他に4人、3階にも3人、普通にリチャード以外の住人も住んでいるところ。笑
多いときには14人とかが一緒に住んでいるよう。写真の通り、家はそんなにでかくない。
初めての場所がここでよかったなと思うのは、今までは多少の勇気と苦労の上で手に入れていた多様な出会いが、非常に容易に手に入ったところ。
一番右に座っているジェイソンはアメリカ人で歌手。
ラップ歌手?言い方わからないけど、ラップ調の歌をうたう歌手。今はヨーロッパをツアーしながら廻ってるらしい。
できたばかりの曲も聞かせてもらってCDまでもらってしまった!なんでホテルとかに泊まらないのか聞いたら、ローカルな人たちと触れ合いたいかららしい。
まさか、職業歌手に会うとは…って感じだった。彼はだいたい一日中家にいて曲を作ったり、作詞したり、マーケティングをしていた。
奥に座っているヘングリッヒが一番興味深かった。
デンマーク出身の放浪者でかれこれ2年間ヨーロッパをフラフラしているらしい。
放浪を始めた理由は学校の勉強が嫌だったからだって。笑 こういう人に会うたびやっぱり、勉強はしたくないならしなきゃいいじゃんって思う。
彼はほんとに、オーラが見えそうなくらいいいやつだった。カウチサーフィンはアピールするところもあるらしいから、そういうところに書けるようにと、この家の風呂掃除とかベッド作りとかもやっていた。観光客ではないから、一日中ベッドを作っている時もあった。笑
左に座っているのがドイツからの旅行者。ドイツの観光大国ぶりを思い知らされたのは、ここに来た人の半分以上がドイツ人だったこと。
出発前夜日曜日の夕食の風景。左奥のナイスガイがリチャード。
この中でも4人がドイツ人。奥にいるアジアンは韓国人のチャンで同じ部屋で泊まってたこともあって仲良くなって観光もしてた。
説明が長くなってしまった。
メキシコから来てるやつやドイツから来た元気なじいちゃんもいて、ドイツに住んでいる身としては楽しい出会いばかりだった。向こうに帰ってからも会える距離の人たちもいてラッキー。
そんな感じで、東京級のビッグシティであるロンドンで、旅行よりも生活ができる方法もあるんだよ♩♩
という紹介。
もちろん食事も自分らで料理して、洗濯もしてって感じで。
料理なんかはおれは(恥ずかしながら)できないので、インターナショナルな他の人たちが作ってくれたのをしばしば頂きながら、そして皿洗いはおれが担当してみたいにやってた。
何年か前のカウチサーファーがこの家に取り入れたエクササイズもやった。ロンドンというところは、ご存知とっても公園が多く広く、言葉通り市民たちの憩いの場になっていて、そこにはさらに、ジム器具まで設置されてるんですね。笑
だから公園まで走って、筋トレしてみたいな住民が結構いるらしい。
予想以上にキツかった。
他にも書こうと思ったけどこの辺で。
次のホストの家を目指してさまよってきます。
この記事を書いている途中には、3階に住む中国人のカイが中国料理を作ってくれた。
それにしてもニホンはやはり人気で、SAMSUNGが追ってくる勢いを感じる。笑
では。