インコプフ

自己承認欲求と作文欲求の結晶

親日都市?ベオグラード

旅情報


  • 移動 -電車
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ブダペスト東駅~ベオグラード中央駅, 15ユーロ, 13時~20時半 (7時間半)


  • 宿 -ホステル
Shine hostel
5ユーロ, ドミトリー6人部屋, ⭐️⭐️⭐️


  • 公共交通機関
トラム, バス, トロリー











15分ほど遅延した電車を待っているときから、あれ?って感じだった。

ちょっと、調子良くないんじゃないすか。って感じだった。

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7時間半の電車移動では
寝ようとしたら咳が出て寝れず、
窓の外の景色はずっと
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こんな感じでちょっとキツかった。


しかもなぜか長距離移動なのに
鈍行のようなスピードでノロノロと走った。


ただ列車自体は、なんとなく想像していたオンボロ列車ではなく
ドイツに走っているのと同じようなタイプで座席もしっかりしていた。



パスポートコントロールのときに、伸びをするために外に出たら怒られた。



この列車、実はプラハから来ていて、そこから乗った人は十何時間と乗っているらしい。

食堂があったり寝台がある点ではいいけど、
定期的に外に出れない点ではバスよりキツそう…




そんな長時間組の人たちは、ベオグラードに近づくにつれてテンションが上がってきたらしく
やたらと話しかけてきた。


同じくらいの年齢の男と女とちょっとおばさんな人たちと同じコンパートメントにいたんだけど
みんながみんな、恋人に会いに行くと言っていた。いいなー

チェコ人の男は片道15時間くらいかけてサプライズで会いに行くらしいし
おばさんまでボーイフレンドと言ったときには
おれはどんな目的を言えばいいんだと悩んだものだった。





無事にベオグラードに着いたときには外は真っ暗。

ここが首都かってくらい明かりはないうえに雨が降り、
頭痛と地図を写したiPadを抱えながらキャリーを転がしてホステルに到着。


このホステル、外には一切看板が出ていなかった。


不親切なホステルだなあ
と思っていたら中にはめちゃくちゃ親切な人がいた。


よっぽどお疲れのように見えたのか、
料金の支払いもなにもかも明日でいいよ!とにかく休みな!と言って
すぐに部屋に通してくれた。

そのままベッドに倒れこんでいると、電気消すねと電気まで消してくれた。




次の日は12時まで寝ていたのになんにも言われなかった。

チェックアウト時間とかどうでもいいらしいし、
そもそも宿の人は12時に起きたときにもいなかった。

初体験なくらいの、いい加減なホステルであった。


近くのスーパーでヨーグルトを買って昨日の分もと思ってたくさん食べたら
今度はお腹を壊した。



なんとなく発展途上国の野良犬はたくましいイメージがあるけど
ベオグラードに住む野良さんたちもなかなかのものだった。
道路の端にたって何度も首を振りながら、車が途切れるのを待って道を渡っている光景を何度もみた。

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宿では、この旅初の知り合い以外の日本人と会った。
まさかベオグラードで日本人に会うとは思っていなかったのでお互いビックリ。


その人は ふじもん さんという方でもう一年も旅をしているらしい。

ふじもんさんのブログ


中東、アフリカそして中米での反中国人の傾向
勘違いされて子どもにボールをぶつけられた話しは衝撃的だった。

中国の国際支援の仕方が問題らしい。

他にもボスニアでJICAや国連で働く日本人にインタビューしたり
泊めてもらったときの話しも、知らなかった世界であった。





宿にいるセルビア人とはやたらと自分たちに話しかけてきたり
写真を撮ったりお世話になったり、
日本人がお気に入りのようだった。




見所はあんまないし
観光はほとんどしなかったけど
いいとこだった。



あ、トイレットペーパーと言われて連想するものはそこにはなかった。

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