インコプフ

自己承認欲求と作文欲求の結晶

大人になったんだなあと実感することについて

 

 

 

この前、誕生日を迎え無事に21歳になることができました。

ありがとうございます。

 

 

今年の誕生日は旅中ということもあって、ハンガリーブダペストで過ごしていました。

お昼は名物の温泉に入り、夜はハンガリー料理のお店でディナー。

貧乏旅でしたが、ケーキとワインまで奮発。

そんなお祝いに付き合ってくれる方もいて、なんだかんだちゃんと祝えてよかったです。

 

 

 

 

21歳

 

 

 

 

なぜか中高生の頃から、この数字から大人のにおいを感じていました。

ハタチって言われてもふーんだけど、21って言われると おっ となっていたのを思い出します。

 

 

印象的だったのは、19歳の頃に行ったタイの旅。

そこで会って仲良くなった日本人の方々は、びっくりするくらい、ほとんど21歳でした。

 

 

大学三年生』という見方でも同じ印象を受けます。

(ドイツにいるので実感が本当に全くないのですが、一応大学三年生にはたぶん、なれました。)

ついこの前まで大学一年生で、その時の大学三年生というのは、

もう、背も大きくてがっしりしていてまさしく大人って感じでした。

いいことも悪いこともきっとたくさん経験しているんだろうなって印象を勝手に持っていました。

 

 

 

 

 

その歳に自分がなった。

 

 

 

この当たり前の事実が、まず、ちっとも受け入れられません。

 

 

きっと、周りからみたら、21歳というだけで

または大学三年生というだけで

大人っぽくみえているんだろうな。って思うと、ソワソワします。

 

 

まあまだドイツだからそんな目線は受けないのだけれど。

 

 

 

 

おれはそんなんじゃないから!

21歳って勝手にそっちが決めたんだろ!!!

まだなんも21歳になってはいないんだよ!!!!そんな目で見ないでくれ!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

と言いたくなるに違いありません。

 

 

 

 

 

 

だけどきっと、こんなことを言っているのも今のうちだけなんだろうな、とも思います。

 

いつの間にか周りの、21歳のイメージや大学三年生のイメージを自分の中に取り込んで

いつの間にかまるで、21歳や大学三年生のように振舞っているんだろうな、と思います。

 

 

 

 

結局、そんなものです。

そうやってみんな21歳になり、大人になっていくのです。

 

 

 

 

 

おれはまだ、もうちょっとこの客我を拒否しますが、

しばらくしたら徐々に21歳になっていこうと思います。

 

 

 

 

 

だからいまは、まだ21歳としてみないでください。

ましてやるべきことやらず、半分しか過ごさずに大学三年生になったものだから

後輩が大学に二代もいるなんて申し訳なさまで出てくる。

 

 

日本に帰るのが、すこし怖くなった。

 

 

大人になったんだなあ。