インコプフ

自己承認欲求と作文欲求の結晶

新島襄まじかっこいい

 

 

 

留学中に録画をしておいてもらった『八重の桜』が残すところ2話となってしまいました。

 

きのう観た回ではついに、新島襄先生が亡くなってしまいました。

 

 

 

それを観て感銘を受けたのは妻 八重さんへの愛の深さです。

 

いままでは新島襄の偉業、行動ばかりに注目していましたが、改めて彼のひとの愛し方、愛され方を学びました。

 

 

八重さんは最後のほうの場面で

「わたしは、学校建設なんかより、襄のほうが大切だ。」と言います。

 

新島襄は臨終の場面で、学校に関しての遺書を読み上げたあと(徳富蘇峰が手記)

「わたしが気がかりなのは八重さん、あなたです。最後まで一緒にいられなくてすみません。」と言います。

 

 

 

 

新島襄、八重さん、ともに歴史に名を残す偉人ではありますが、この愛に関しては普遍のものであるのだとおもいます。

また普遍的でありながら同時に、人生の目標となるような得難いものでもあります。

 

 

 

 

 

じぶんの好きなことや使命感を感じることに対して邁進することは、その人の生にとって必要不可欠な要素であることは確かなことですが、この、最も純粋で重要な『愛』というものの追求または育みまたは慈しみという行為を大切にしていきたいです。

 

 

ここにも全神経をそそがれた新島襄は、やはり、まじかっこいい男だったと言えるでしょう。