インコプフ

自己承認欲求と作文欲求の結晶

南紀ぶらぶら(熊野詣で) 2

 

 

 

続きー の前に、今回、熊野の山歩きをする際に、けっこう情報の収集に戸惑ったので参考にしたサイトを紹介しておきます。

 

熊野の神域・那智|那智勝浦町観光協会

 

熊野古道エコツアー くまの体験企画「アクセスマップ」

 

そして、歩きのコースのパターンがいくつか載っているのがココ

那智の熊野古道をたっぷり!一日コース|那智勝浦町観光協会

 

自分が歩いたのは以下の2コース

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さて、前回の続きのおはなし。

 

三つ目の峠、二河峠を降り終わったあとのゆかし潟というところを歩いている時にいきなり声をかけられた。

 

[ちなみに

ゆかし潟(-がた)は和歌山県那智勝浦町にあるである。

周囲2.2kmの汽水湖でありほとりには古湯・湯川温泉の温泉街がある。名称は湖の静かな景観に心ひかれた詩人佐藤春夫が命したもの。

国道42号沿いにあり近くにはこのゆかし潟を詠んだ佐藤春夫の歌碑もある。

Wikipediaより)

潟 ってなんだよ、湖だろ。とおもったら川の水と海の水が混ざり合っているところのことでした。近くのドブにはたくさんのカニもいました。

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もともと、ゆかし潟の周りに水質調査をしているっぽい人たちがたくさんいたから、ごくろーだなーと見ていたのですが、その人たちのうちの二人組に声をかけられたわけです。近くでみるとどうやら和歌山ポリスのみなさんのようです。

 

「こんなところでなにしてるんですか?」

「あ、あるいているんです。」

「なんで?」

「え、熊野詣でをしたくて」

「ここの道を歩く人はめずらしいな。どこから来たの?」

「(だから誰とも会わないのか...) 群馬県です」

 

そのあとは、一緒に歩きながら、何時のバスとだのどこから歩き始めただのどこに泊まるのだの、そのにこやかな顔とはうらはらに根掘り葉掘りな質問をぶつけられた。

 

 

その後、ゆかし潟をグルッと廻りながら、たくさんの警察官をみた。

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3時間歩いていたし、距離的にも半分を越えたのでここらで休憩しようと近くのレストランにはいって、そこで事情を聞いてみた。

「ゆかし潟でなにかが見つかったらしいですよ。」

 

なにかとはなにか。ますます気になったので調べてみたら


和歌山県の「ゆかし潟」でロープ状のものが巻き付いた男性の変死体を発見 - ライブドアニュース

ということでした。

ほんとにその日の朝のことだったらしくてビックリです。

リュックしょってフラフラしていたら、まあ不審者。

 

 

 

謎も解けたし、食堂のおばちゃんたちに手作り地図とゆでたまごももらったので気を取り直して次の目的地へ。このときにも、「この道を歩くなんてひさしぶりに見たねー」と。まじか。

 

世界遺産登録後やJRのイベント開催時などは参拝者もあとを立たないらしいけど、ふつうのときはさっぱり人が来ないそう。世界遺産こええな。

 

 

残り一つの駿田峠はらくちんに越えて(なぜかひとんちの庭を通って行かなきゃだったけど)、海沿いの道を歩いて目的地の那智駅へ到着。

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紀伊勝浦駅から那智駅、約15キロの旅でしたー。

 

 

 

ほんとはここで終えるはずだった一日目だったけど、次の日に台風が来ることがあきらかだったので、もうちょいがんばることに。

次は今度こそひとがたくさん、世界遺産熊野那智大社