20150123 アジアカップ v.s.UAE

本田、香川がPK失敗…日本はPK戦でUAEに敗れ5大会ぶり8強敗退 | ゲキサカ[講談社]

UAEに負けてまさかの準々決勝敗退！

その事実にも驚きなのですが、

ちょっと試合中に気になったことがあって

そのモヤモヤが晴れないのでここに書きます。

１．ブロックの外から攻撃？

一点をリードしたUAE。当然、4枚×2のブロックを敷いて守ってきます。

そこで気になったのが、本田、武藤、香川が

そのブロックの外からしか攻撃をしないこと。

評価に値する死にものぐるいの守備をするUAEに対して、

クロスをあげるかミドルを打つというのを

延々45分間やり続けてしまったのです。

バイタルエリアと呼ばれる

ディフェンスラインと中盤のラインの間に入ってパスを受ける、

もしくはそこに向かってドリブルで入っていけば、

局面は一気に打開できたのではないかと

思うのです。

2014年ワールドカップのドイツ代表の様に。

そしてその役割は本田と香川が担うのが妥当だとおもったのと、

乾さんはこの動きが得意だなとおもったので、

後の祭りですが武藤と変わったのは惜しかった。

実際に、柴崎の一点もするするとバイタルに入ってきた本田が

間受けでダイレクトで落としたものでした。

たしか、その後にも一度間受けした本田が

ダイレクトで後ろに流した場面があったはずです。

２．なんのための豊田？

後半、岡崎に代えて豊田投入。

しかし、ボールは一向にこの１トップに入らず、すべてサイド。

クロスを武器にこの大会を戦ってきたのはわかるけど、

相手にセットされてからのクロスではたかがしれている。

それならば、と豊田の高さを活かしたポストプレーを活かして

中央突破を目指すのかと思いきやそうにならない。

後ろでこねくり回すだけで前の裏への飛び出しの動きをしていた

豊田、岡崎への裏のパスは、柴崎の一本のみ。わからない。

3．酒井ごうとくの遠慮？

後半最後、相手がひいているのに右サイドバックの

酒井の位置が低すぎる。

酒井があがれば、必然的に本田のポジショニングが中よりになるから

密集地帯での体の強さが活きたはずなのに！！

下手のクロスを連発するだけの本田と

後ろにボールを下げるだけの酒井。右サイドが活性化しない。

4．長友絶好調

前半後半、延長でももうらを痛めるまで最も動きが良かったのは長友という印象。

もっと柔軟性をもたせて高い位置からスタートさせてもよかったのでは。

5．実力のない点取りたがりばかり？

ドリブラーがいれば．．．！！

そんなことを痛感する試合。

サイドの深い位置でボールを持っても、

半歩ずらしてクロスをあげるだけ。

そこから一人でも抜いてくれれば、中のバランスが崩れて

穴ができやすいのに。

一度、香川が抜いてたけど。

前述した通り、ブロックに突っ込んでくれれば．．とは思うけど、

実際にはその技術を要する選手がいなかったというのが現実。

武藤と本田は直線ドリブルだし香川は不調。他はキャラじゃない。

だからこそ、やはり乾が。もしくは清武をいれてほしかった。

点取りたがりはたくさんいるんだけど、

一人でなんとかできる実力派は一人もいませんでした。

っていう感じ。

ネイマール、メッシーとまではいかなくてもソン・フンミン程度はほしい。

宇佐美を呼んでくれ。

6．武藤、豊田、本田、、、

なんとなく破壊力の強そうな3トップ。

ただ柔軟性についてはひとかけらも感じられず、

硬直したらどうしようもできない雰囲気。

力技は見事にUAEの気合いの前に砕け散った。

７．おわりに

ほんっとにモヤモヤしたからてきとうに書いてみたけど、

結局言いたいことは一つ。

もっと他に方法あったでしょう。

ずっと同じ方法で跳ね返されるのは歯がゆい。

自分にはここまでしか理解できなかったから

上記の作戦が実行できなかった理由

もしくはしなかったわけがあったら知りたいなあ。

おわり