インコプフ

自己承認欲求と作文欲求の結晶

魔笛

してやられましたよ

 

昨日ICEのわるくちを書いたじゃないですか

事実なんですけどね

 

 

 

 

そしたら今朝、

今度はいつも、ICEに乗る前ににそこまでいくのに使っているトラム

 

こいつが5分遅れて来なさったんです。

 

 

朝の早い時間の5分が、どれほど致命的な意味を持っているかは

想像に難くないと思います。

 

 

 

しかしここはドイツ。

 

こちらで5分遅れたと思ったら

あちらでは20分は軽く遅れているであろう国。

 

 

 

おれはそんなにあたふたすることもなく

走って駅まで向かいました。

 

そんなにあたふたはしないダッシュの甲斐あってか

はたまたお腹と背中の水疱瘡が痛むか痛まないかのダッシュの甲斐あってなのか

トラムの遅延にも関わらずなんと予定のICEの出発時刻に間に合ったのです!!

 

 

 

よっしゃと思って駆け上がる階段。

(あ、ドイツは大概ホーム間移動は地下です)

「どうせ今日も遅れてるんだろう。こんなに急がせて、まったく。」

とタカをくくっている腹の中。

そんなにあたふたはしないというのはウソで内心ドキドキだった心臓。

見えてきたホーム。

ドアの閉まる音。

動き出すICE

 

 

ちょうどその時刻に

出発することが予定されていたその時刻に

 

こんなの当たり前だよねというかのように悠然と走り出したかれ

 

 

 

結局のところドイツの鉄道には、

予定通りに出ようが出まいが

腹が立つ。

 

 

帰りのICEは15分遅れてフランクフルトの中央駅へ、やってきました。